御門跡を過ぎてさらに登りますと、千畳敷につきます。
景観もこんなに変わってきます。
千畳敷からの広島湾です。
向いの三滝山の向こうに広島湾が広がります。
小さく、豆粒くらいの島、津久根島が見えます。
あまんじゃくの島です。
広島市は毛利輝元が広島城を築城し福島正則公が広島市の城下町の基礎を作り、広島藩主浅野氏が現在の広島を作り上げました。
武田氏が治めていた頃はまだ海で、祇園地区が経済の中心を担っていました。
見えていた景色は、もっと広島湾が広がっていたと思います。
千畳敷です。ここが本丸跡です
説明板には、
武田菱が入っています。
千畳敷
本丸があったところで、その広さにちなんで千畳敷と呼ばれています。
まわりには、当時弓矢に使ったといわれる矢竹が生えているほか、弦や矢をよくすべらすための椿が多く植えてあります。
と、あります。
お殿様も、馬返しから本丸まで歩いて登っていたってことですかね。
わがまま言えないですね。
千畳敷から、所々あります岩登りです。
備え付けられていますロープを握り足場を決めグイッと登ります。
と言いましても、槍ヶ岳のような険しい物ではないです。
初心者の私でも大丈夫です。
なかなか、楽しいです。
岩を登りますと、矢竹の群生です。
山城ですから、堀が切ってあり、その上から迫ってくる敵をこの矢を射って交戦したんでしょうね。
弦や矢をよく滑らすため椿を植えてあるということで椿を探したんですけど、登山道沿いには見つけることができなかったです。
椿油で弦や矢を手入れしてたんでしょうね。
登っていくと見上げるばかりの巨岩があり、
直角に登りますといよいよ頂上です。
前後しますけど、武田山登りました(その1)へと繋がっていきます。