横川新橋から、横川橋のすぐ東側に
横川胡子神社があります。
御祭神は事代主神です。
えべっさんが鎮座されています。
天満川の対岸の南側は寺町です。
安永8年(1779年)己亥正月廿日、楠木村横川町の住人谷門二が町民の安栄を祈願して御神像を作りこれを祀ったそうです。
商売繁盛の神として崇敬護持されてきました。
昭和20年、原爆により社殿を焼失しましたけど、昭和24年現本殿を再建しました。
広島はデルタの町で以前は広島市内7つの川が流れていました。
現在は6つの川が流れています。
江戸時代から広島の流通には川は欠かせない物でした。
帆掛け船が往来してとても賑やかだったでしょうね。
商売繁盛のえべっさん、とても大事にされたことでしょうね。
昭和20年8月6日原爆が投下されてからわずか4年、おそらく市民の生活は楽ではなかったでしょうに、社殿が焼失したことが何よりも気がかりだったのでしょうか?
えべっさんのお社をって思ったのでしょうね。
本殿は再建されました。
どこをみても、当時の広島市の復興はとても早いです。
そして、未曾有の出来事にも関わらず市民の力強さを感じます。