広島歴史探索の後は、お好み焼き「そば肉玉」じゃね

面白かったこと楽しかったこと感動したこと疑問に思ったこと書いていきたいと思ってます。時々、広島弁出ますけど

狐瓜木豊穂稲荷社、お狐さんと精霊なる木の宿る神聖なところです。

狐瓜木豊穂稲荷社(くるめぎとよほいなりしゃ)です。

 

この辺りの住所表記は広島市東区戸坂くるめ木です。

狐瓜木神社からきていることを今回初めて知りました。

 

そして、けものへんに瓜とかいて「狐(きつね)」と書きます。

その「狐」と「瓜」と「木」とで「狐瓜木(くるめぎ)」と読みます。

どんな意味があるのでしょう?

けものに瓜二つと木、「瓜二つ」とはそっくりという意味です。

お狐さんと精霊なる木、瓜二つが宿る神聖なところという事なのでしょうか? 

 

とか、考えながら、

狐瓜木豊穂稲荷社の朱い鳥居を潜り、

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進んでいきますと、

少し不思議な位置をした祠が見えます。

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昭和20年(1945年)8月6日の原爆投下の時、狐瓜木豊穂稲荷社は、爆風をもろに受けて御殿、拝殿ともに倒壊したそうです。

同年10月、解体しその材木を使って御殿を再建されたのが、

写真の右側にあります御殿です。

屋根は本瓦がなくてセメント瓦だったのが、平成21年(2009年)6月に本瓦に葺替えられたそうです。

原爆遺跡として、拝殿跡地はそのまま残されています。

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8月6日その日、爆心地から4.8キロ離れたこの地にもずいぶんの人が逃れてこられたことでしょう。

原爆投下から、まるで変わってしまって、傷ついてボロボロになっているのに、

2ヶ月後には変わり果てた狐瓜木豊穂稲荷社を再建した当時の人たちの強さを感じます。

心のささえとなったのでしょうね。

胸がつまり、目頭が熱くなりました。

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100年前の写真が掲示されていました。

左に、狐瓜木豊穂稲荷社の御殿が写っています。

 

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お稲荷さんをお参りをすませて、

神社の本殿を回りますと、森がありそこから奥へは入れません。

ただ、危ないからだけではなく神聖なところで入ってはいけないように思われます。

 

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