最上稲荷の本殿です。
30年ぶりでしょうか?
変わらず立派な本殿です。
初詣に来ましたのでたくさんの参拝者で線香の煙で目が痛くなるほどでした。
最上稲荷の略縁起を掲示板で読みますと、
天平勝宝4年(752年)に報恩大師が八畳岩で御本尊の最上位経王大菩薩を感得されたことより始まります。
その後「龍王山神宮寺」として繁栄を極めますが、
羽柴秀吉の備中高松城水攻めの際、戦火によって消失しました。
新たに領主となった花房公が関東より日円聖人を招き、慶長6年(1601年)最上さまの霊跡を復興され、
寺名を「稲荷山妙教寺」と改めて、今日の興隆の礎が築かれました。
伏見・豊川と並ぶ日本三大稲荷です。
参拝モデルルートに沿って本殿から進んでいきますと、
旧本殿があります。
新本殿建立のため、昭和49年この地に曳屋工法で移築されたものです。
寛保元年(1741年)、妙教寺七世日道聖人によって再建されたものです。
本殿から旧本殿を囲むように七十七末社があります。
参道で線香の束を買い求め、七十七末社に手向けます。
今回は、ご祈祷が目的で急いでお詣りしました。
もう一度ゆっくり参拝しなしたいと思いました。