稲生神社は、
広島市南区の南区七大伝説の一つ、
先日の河童猿猴伝説に次いで「妖怪伝説」のある神社です。
稲生神社は、
三次の妖怪話として有名な稲生物怪録(いのうもののけろく)!
妖怪を退散させた稲生武太夫(いのうぶだゆう)が祭られています神社です。
こちらの稲生神社は、いのう神社ではなく、いなり神社と読みます。
広島県三次市では、稲生物怪録に稲生武太夫の武勇伝が書き残されていて、
三次市では、この伝説を元に世界妖怪会議が行われているそうです。
その稲生武太夫を祭られています稲生神社は、妖怪を退散させたことから、魔除け・強運を招く神様と言われています。
稲生武太夫公は、浅野公の仕官で藝州藩指南役で、妖怪退治に数々の伝説を残しています。
忠誠を誓った妖怪から授かったといわれる木槌を終生肌身離さず天下天上のために使ったといわれています。
その木槌は、東区山根町の國前寺に残されています。
國前寺には、以前訪ねたことありますけど、もう一度訪ねてみようと思います。
水木しげるさんは、
生前、「稲生物怪録」調査研究のため訪問され参拝されています。
「僕が、妖怪と平和そして皆さんへお役に立てるならば」
と、被爆地ヒロシマの神社である稲生神社へ、
荒俣宏さんと京極夏彦さんとともに、幟と提灯を奉納されていました。
稲生神社には、水木しげるさんの幟・提灯と並んで
国民栄誉賞の広島カープの衣笠祥雄さんの幟と提灯が掲げられています。
水木しげるさんも衣笠祥雄さんも今はもう他界されていて、
とても貴重なものです。