先週、1年ぶりに訪ねました極楽寺です。
標高693mの極楽寺山を登山口より登って仁王門を潜ってお参りするのが本来でしたら正しいのでしょうけど、
ドライブウェイを車であがりますと、
奥の院の方からの参拝となります。
本堂までは、菩薩様、羅漢さんがお迎えくださります。
本堂が見えてきました。
そろそろ紅葉も見られます。
木漏れ日から陽がさし、とても幻想的です。
極楽寺です。
鳥羽上皇から「上不見山」の勅額を受けた高野山真言宗の別格本山で、
上不見山浄土王院極楽寺と号します。
天平3年(731)僧行基によって開山されました。
その後、大同元年(806)空海が来山し、古像の開眼供養諸堂を建てて伽藍を整え、不動、毘沙門の両脇侍を作ったと伝えられています。(お寺で頂きました栞により)
阿弥陀堂には、高さ8mの日本最大級の木像阿弥陀如来大仏がおられます。
大仏様の後ろには3000体の仏様がおられます。
薄暗いお堂の中にお顔が浮かび上がり、やがて目が慣れてきますとお姿が現れてきます。
全身を包み込んでくださいます。
この大仏様は大仏師松本明慶作です。
宮島の大願寺の護摩堂に鎮座されています不動明王も大仏師松本明慶作です。
この度、住職さんとお話できまして、
戦国時代、永禄5年(1562)毛利元就が本堂を再興したとありますが、
実際に施工したのは、宍戸氏と言われました。
今年の大河ドラマ鎌倉殿の13人にでてきます。
大江広元は毛利氏の祖でして、
八田知家は宍戸氏の祖です。
そして、
つい先日、安芸高田市吉田の安芸宍戸氏ゆかりの香林坊銅鐘を見てきたばかりです。
毛利氏の家臣でした安芸高田市甲立の五龍城をかまえています安芸宍戸氏が廿日市市の極楽寺に!
何だか、興味津々ですね。
どうしても、私気になって、1週間後の昨日ついに行ってきました。
そこは、、、、次に書こうと思います。