広島市の広域公園前駅から武田山を囲むように高架が走っていますアストラムライン(広島高速交通)も、市街地に入りますと新白島駅(JR山陽本線との乗り継ぎ駅)から、車両は地下へと入っていきます。
アストラムラインの路線図を見ると点を省いたはてなマークみたいです。
終点、本通駅で降り改札口抜けると、
こうの史代さんの「夕凪の街 桜の国」のステンドグラスがあります。
とても大きな作品です。
昨年、2020年2月29日に除幕式が行われました。
桜の花舞う中を靴を持って裸足で空を見上げながら歩く平野皆実が描かれています。
皆実の対岸には原爆ドームが描かれています。
皆実とまるで一緒に歩いてるみたいに沿って歩くと、
階段があり数段上ると鍵になって曲がっていてさらに上っていくと、地上へと出てきます。
眩しい位に視界が広がってきます。
紙屋町交差点へ出てきます。
交差点を東へ渡ると本通りです。
西へ進むと平和公園へと繋がっています。
北へそのまま進むと広島城にたどり着きます。
今回私は、反対に階段を下りて皆実とすれ違うように地下街シャレオへと行きました。
いつものように、誰とも話すでもなく皆実とすれ違って行きました。
天気の良い夏の日に海風から陸風に変わる一瞬風力0になる夕凪、すごく蒸し暑くて瀬戸内独特です。
まるで時空でも止まったかのような時もやがて陸風がふいてくれます。
城下町だった広島も心の片隅にいつも原爆ドームがあります。
でも、負い目でも何でもないです。
空を見上げながら裸足で歩く皆実のように歩いてきました。
そして、今からもそうして歩いて行こうと思っています。
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