カンナ、こんなに大きくなりました。
覗いてみますと、まだ花芽はついていないですね。
原爆投下から75年広島は草木も生えないだろうと言われ、廃墟とかした広島に咲いたカンナ。
ちょうど今年は75年です。我が家にどうか咲いてください。
今年の8・6広島平和記念式典、座席数を9割減らして開催が決まりました。
被爆者や遺族優先で会場の入場を規制して混雑しないように催されることが、
広島松井市長が表明されました。
今年は中止もやむを得ないとまで思っていました。
例年ですと、8・6が近づくと広島市内とくに平和公園周りの紙屋町、八丁堀はスピーカーからの連呼の声でざわざわしまして、警察の人も増えとても静かにその日を迎えるって感じではなかったです。
スピーカー、何かを主張されているのだと思いますが、耳を傾けたことなかったですね。
是なのか非なのかよく分からないです。
ですから、いつも静かに家でその日を迎えています。
今年は少し静かな8・6を迎えられますでしょうか?
何だかそんな風に思ってしまうのってとても皮肉なことですね。
(令和元年5月1日平和公園に行きました時の写真です)
広島平和記念式典は1947年(昭和22年)に浜井広島市長が平和宣言を行って第1回「広島平和祭」として催されました。
1950年6月に朝鮮戦争が勃発しまして、米国は核兵器の使用を検討していて、GHQによってこの年の平和式典は禁止・中止されたそうです。
中止されたのはその時だけなので、今年は規模を小さくしてでも催されるのは本当によかったです。
峠三吉の「ちちをかえせ」で始まる原爆の詩です。平和公園内にあります。
当時は日本は占領下のもと、ましては廃墟の中喪失感しかもてなかったでしょうに、
広島市民は立ち上がったんでしょうけどおおきな壁にはどうしようもなかったんですね。
それでも、
力強さを感じます。
今年の式典、全世界に蔓延してます新型コロナウィルスの感染の中での松井広島市長の平和宣言期待して聞きたいと思います。