夕方、散歩していましたら、もみじの紅葉は木によってはもう少しで、中国山地の山間と違いまだまだと思っていましたら、
天に扇形にスーッと延びた欅は赤に黄色に色づいています。
細い繊細な葉がキラキラと舞い落ち見事な絨毯が出来てすっかり秋色の街路ができていてそこを歩きますと、
こんなに身近に穏やかな秋を満喫できます。
買い物をしてぷらぷらしていますと
夕方、陽が落ち始め、
安神社の燈籠に火が灯り始めました。
県道を挟みまして、
恵美須神社の提灯にも灯りが灯されます。
11月、えべっさんの季節になりました。
神社の前の県道は、ひっきりなしに車が往き来します。
江戸時代からずっと灯していました常夜灯にも、
灯りが入り、
雲石街道を出雲へ石見へと繋がるこの街道、
昔は、真っ暗な道を灯してくれていたことでしょうね。
往き来する人たちも手に提灯を持って足元を照らしながら気をつけて歩いていたことでしょうね。
今は、車からのライトで足元は大丈夫ですけど、
車が番張ってます。
よそ見してては危ないです。気をつけないといけないです。
少し遠慮気味に信号を待ちます。
それでも、
今も昔も街道を灯してくれています常夜灯です。