広島バスセンターでバスを降りて、広島平和記念公園に来ました。
平和の灯火から原爆慰霊碑、広島平和記念資料館に向かって歩きます。
昭和20年頃の地図を見ますと、
この辺りはとても栄えて、映画館がありお店があり活気のあった街並みでした。
原爆慰霊碑に手を合わせて、
広島平和記念資料館を訪ねました。
今まで、足が進まなかったのがこの資料館です。
子供の頃、1回は行ったかしら?くらいしか思い出がないです。
資料館には、地下のコーナーに被爆された小学校の恩師尾形静子先生が展示されています。
今回、お会いしたくて訪ねていきました。
先生は、低学年の時の隣のクラスの担任でした。
同級生に話しますとみんな懐かしいといいます。
先生は、18才で被爆され、原爆によって顔にケロイドが残っておられました。
子供ながらにとても印象に残っています。
「私の教え子が私の顔のようにさせたくない」と教育に力を注がれ、教壇に立たれましたが、44才でがんで亡くなられました。
先生の写真の隣には、手記が掲載されていまして、
拝見させてもらい、涙がとまりませんでした。
このコーナーは、地下にあり、無料で見ることができます。
何度でも、先生に会いに行けます。