広島市中区大手町のNHK広島放送局の平和大通り側に、「ヒロシマの火 平和への灯」があります。
このモニュメントには、
広島平和記念公園の「平和の灯」と福岡県星野村の「平和の火」から分火された2つの火から灯されたものです。
「平和の火」は、福岡県星野村出身の山本達夫さんが、昭和20年(1945年)原爆で亡くなった親戚の形見として、廃墟になった広島の街から持ち帰った原爆の火です。
自ら被爆した山本さんは、自宅で絶やすことなく火を守り続けたそうです。
その後、昭和43年(1968年)、「平和の火」として星野村に引き継がれ今も燃え続けています。