速谷神社は、交通安全祈願の神社として有名です。
「車を買ったら速谷さん」って言われます。
神門の前に車祓所があります。
拝殿の間で祈祷が済みましたらトランクとボンネットあけてお祓いしてもらいます。
(今回は車の安全祈願ではなくて初詣に行きました)
ところで、
何故?
車買ったら速谷さん?
友だちも、どうして?
って、メールがきました。
私、恥ずかしいんですけど、若い頃、車は速く走るからとか速い谷とついているからとかよくわからない事言っていたのを思い出しました
神社から頂いた栞を読みますと、
〈速谷神社と交通安全〉
畿内と九州を結ぶ大動脈で、上代よりもっとも重要な街道だった「山陽道」にあって、当社は古くから「山陽道の守護神」として、その霊験は真にあらたかです。
古代山陽道には、計五十一の駅が置かれ、このうちの種篦(平良、へら)駅は当社の鎮座地に面し。またここから分岐して石州津和野に至る山路が延びています。
当地は古くから交通の要衝であり、人やモノが行き交う経済と文化の中心地でした。
そして古来、九州にむかう旅人らが長途の旅の安全を祈ったという故事を数多くみることができます。
これが当社の交通安全祈願の起源です。
とあります。
山陽道とも西国街道ともいいまして、九州から京へ繋ぐ街道で、
その上、
津和野にも繋がっていて、
対岸には宮島があり、海路でも重要なところで交通の要衝っていうのがわかります。
そこで、旅人が安全祈願したこともわかりますね。
それとちょっと余談ですけど、「東海道五十三次」言いますけど、山陽道は「山陽道五十一次」ですね。