武田山の山本地区にあります武田氏一族の墓です。
昨日、お昼ご飯を済ませてから出発しました。
イオンモール祇園店で時計をみますとちょうど14時です。
山本にありますホームセンター側から登り、途中行きすぎて戻ったり休憩したりで約50分やっと辿り着きました。
武田氏一族の墓と思って訪ねましたら、
「毛利勢との合戦に敗れ討死した武田一族郎党の墓」とあります。
天文10年(1541年)、佐東銀山城の戦いで敗れた武田一族の郎党の墓でした。
難攻不落と言われた銀山城、毛利軍の搦手からの急襲で一気に総崩れとなった武田軍、善戦むなしく敗れ散った一族郎党の墓でした。
登ってきた道とは違う道を通っての下山です。
眼下に広がる町並みです。
銀山城そのもの、古戦場跡です。
天文10年、武田信重は自害し落城します。
その後、大内氏のものとなり、天文23年(1554年)毛利元就は再び佐東銀山城を攻略して、毛利氏は佐東銀山城を支配下に治めていきます。
銀山城落城の折、自害しました武田信重の遺児が、家臣に連れられて安国寺、現在の不動院に逃れました。