中須稲生神社のお社に掲げてありました安芸國沼田郡中須村の絵図です。
今の広島市安佐南区中須は、安川と古川の合流地点からJR可部線沿線までの範囲で、
緑井、川内、中筋、古市、大町に囲まれています。
安芸国沼田郡とありますから江戸時代の絵図ですかね。
1973年(昭和48年)に広島市と合併し広島市安古市となり、1980年(昭和55年)広島市が政令指定都市に指定されて現在の広島市安佐南区中須となったそうです。
デルタでできた広島市の元を感じられるような地名ですね。
絵図を見ると、
安川を古川を帆掛け船が通っています。
広島城下に物資を運ぶ手段に川を使っていたのでしょうかね。
地名を見ますと、
蔦ヶ島、柳原、黒川、大下、大石、大川、中洲、古瀬、土居、恵下、下町といったどれも川に関係するような地名です。
中須は車で移動しますとあっという間に通り過ぎてしまいます。
ゆっくり見て歩くと面白いこと発見できて面白いですね。