三瀧の「補陀洛の庭とお茶室」の特別拝観でのお茶会で頂いたお抹茶は、
お茶室の板戸に記されていましたのを読みますと、
お茶会で頂きました浄財は、今年より始まりました「被爆建物」四棟の修復工事に当てさせて頂きます。
と記されています。
さらに、
古い建物を新しく建てることはできません。
昔ながらの職人技法と、最新の技術を用いて保存工事行って参りますのでご協力お願い申し上げます。
と書かれています。
特別拝観できました茶堂の茶室です。
模写ではありますが、伊藤若冲の「老松白鳳図(おいまつはくほうず)」がみえます。
老松に舞い降りた白鳳が旭日を見上げている作品です。
本でしか見たことないですが、鳳凰の白羽はまるでヨーロッパのアンチックのレースのように美しいです。
鳳凰の尾羽の先にみえる眼状斑のハート型がとてもキュートなのに相反して白鳳の顔はとても気高く少し艶めかしくて私好きな作品です。
こんなところで、伊藤若冲に会えました。