三瀧の三つの滝のひとつの「二之瀧 梵音之瀧 補陀洛庭」が、年に一度、今年は昨日の11月22日、特別拝観となっています。
この
「補陀洛の庭」は『華厳経』に説かれる観世音菩薩の浄土「補陀洛」を表し、別名を立石の庭と言います。
石組みの多くが瀧との整合性を保つために立っているのが特徴です。
昭和40年代作庭家重森三玲氏が、杉苔と白砂を用いて改修し、補陀洛浄土を再現されました。
とあります。
お庭を愛でながらお抹茶が頂けます。
赤い毛氈のひいてある長いすに腰掛け、足下には火鉢が据えてあり瀧から流れる水のせせらぎを聞きながらのお抹茶とても落ち着けます。
お菓子は、和三盆と落雁です。
この日は、多宝塔の阿弥陀如来像の御開帳にあわせて拝観できます。
なんと素晴らしい日でした。