広島城をぐるりとお堀が囲んでいます。
城北の緑地地帯は、市民の憩いの場でもあり、通勤、通学の路でもあります。
そんな中、何ももの申さずと言いましょうか、頭の部分が割れた石碑があります。
誰も足を止めるでもなく、気が付いても通り過ぎてしまいそうな石碑です。
・・・部隊跡記念樹とあります。
そして、裏に回りますと、
ノモンハン事件参加部隊
歩兵第七十一聯隊
野砲兵第十三聯隊
輜重兵第二十三聯隊
昭和五十二年五月二十二日建立
とあります。
ノモンハン事件と言いますと、
私は、太平洋戦争勃発前にソ連と日本軍の衝突で、とても厳しい戦いで多くの殉死者を出したくらいの知識しかないです。
この戦いに、
広島部隊が参加していたことも想像したことなかったです。
何も説明書きもなく、ひっそりと裏に書かれています。
その戦いで殉死された方に敬意を表すためにも、小さくてもいいですから、説明板があればいいと思いました。