広島歴史探索の後は、お好み焼き「そば肉玉」じゃね

面白かったこと楽しかったこと感動したこと疑問に思ったこと書いていきたいと思ってます。時々、広島弁出ますけど

旧広島陸軍被服支廠倉庫、間近で見ますと圧倒されます。

比治山公園陸軍墓地から広島南区を見渡しますと広島湾が臨めます。

そして、旧広島陸軍被服支廠倉庫の全容が見えます。

上からハッキリ見えてます旧広島陸軍被服支廠を見ながら友だちに、

ここを下りたらあそこに行きましょうと言いました。

 

車窓からでも何度となく見たことある建物ですけど、

今回、車を100円パーキングに止めて散策することにしました。

爆心地から2.7㎞で倒壊を免れた被爆建物です。

 

広島県が所有する3棟と国が所有する1棟、

2020年8月突然、保存か解体かと話しが持ち上がってきました。

保存するだけの県財政を捻出するのはとても難しいので一棟だけ残すと主張します広島県に対して、

できるだけ全棟保存して欲しいと主張する広島市側でした。

原爆投下からずっと見守ってきた広島市民は残して欲しいと懇願しましても、

今のままでは倒壊の危険があり耐震工事は必須です。そのための県の財政がないと言われますと、

どう答えていいのかわからなくなります。

それでも残して欲しいと言う声は膨れあがり国をも動かしました。

そして昨年一転して全棟保存される事となりました。

 

今回、友だちといっしょに見学しながら、

間近に見ますと、1棟だけでは何も伝わってこないと思いました。

残してこそ、価値があると感じました。

この建物は、

旧陸軍が1913年(大正2年)8月に建設した物です。

外観は煉瓦造りですけど、内部は鉄筋コンクリートの複合建築です。

建物が連続して500mに及ぶ国内最大級の建物です。

歴史的にも重要文化財級の価値があると言われています。

現在は、中は立ち入り禁止です。

道路は、一般道で生活道路です。