広島市安佐北区可部の国道183号線、191号別れ交差点から見ます高松山です。
根の谷川を渡り、
登山道入口の看板より
5分ほど歩き、鳥居を潜り高松神社、高松山頂上高松城跡を目指します。
谷筋ルートと尾根筋ルートがあり、
谷筋ルートは危険とあり、右折して尾根筋ルートで登ります。
とはいえ、
熊谷氏の居城で山城です。
そんなに容易には登らせてはくれないです。
与助丸跡を過ぎますと、馬場があります。
馬場には、井戸跡があります。
古の中世の名残、馬に水をあげていたのでしょうかね。
さらに登りますと、
災害の爪痕なのかはわからないですけど花崗岩で滑りやすいです。
1時間15分ほど登りますと、高松神社に辿り着きます。
高松神社は、危険で通れませんでした谷筋ルートからきますと、参道で祠正面に出てこれるみたいです。
脇から入りましたので、数メートル下りて正面からの参拝とさせてもらいました。
御祭神は、火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)です。
イザナギノミコトが神生みで生んだ火の神様です。
その火が原因でイザナミノミコトはなくなってしまいます。
三枚目の写真で高松山登山道案内によりますと、
亨保5年(1720年)、可部の町の大半を焼きつくした大火があり、
火伏せの神として有名な京都の愛宕神社の祭神である迦具土神を迎え、
可部の町から鬼門の方角にあたる高松山の山頂近くに祀ったそうです。
このため、京都の大文字の火祭りと同じように「大」の字の献灯神事があります。
毎年5月の最後の土日に大文字祭りが行われます。
コロナ渦中止されていましたが、今年4年ぶりに5月27日と28日に行われます。