息子が釣ってきた鯛で、うしお汁と塩麹焼きです。
鯛のあらで、うしお汁を作りました。
あらは生臭いので、しっかり塩をふりかけてしばらく置いておきます。
その間に、
息子が釣ってきた鯛を捌いた後保存を兼ねて切り身の一部を塩麹に漬けていました。
それをグリルで焼きます。
塩麹に漬けていますので焦げやすいので、注意がいります。
鯛の切り身を焼いている傍ら、
置いていましたしっかり塩になじんだ鯛のあらでうしお汁をつくります。
水から、昆布と鯛のあらを入れお吸い物をつくります。
ゆっくりと火にかけると白く濁ってあくが出てきますけど、あくはこまめに取ります。
煮汁が沸騰する直前に昆布は取り出します。
昆布は沸騰しても煮続けるととせっかく出た昆布の旨みが損なわれます。
白く濁ってた汁も透き通ってきます。
仕上げに、酒をいれます。
庭に自生しました山椒を取ってきて、
洗いまして、手の平にはさんでパンパンと叩いて腕に入れて完成です。
パンパンと叩くと山椒の香りが引き立ちます。
うしお汁は、瀬戸内海の潮の香りに山椒の香ばしさを楽しめます。
一口いただくと仕上げに入れましたわずかな日本酒が隠し味とはいえ、
おいしさを引き立ててくれます。
思わずおいしい!って唸ってしまいました。
鯛の塩麹焼きは、柔らかく仕上がり皮の部分がプルンとして高級感が味わえます。
塩麹焼きの他に息子が釣ってきて鯛を捌いたその日にすぐ塩焼きにして食べたのですけど、
これは、おいしくて写真撮り損ないました。
塩焼きのパリパリ感もこのプリプリ感も甲乙つけがたいです。