広島市東区戸坂側の太田川河川敷です。
太田川ゴルフ倶楽部のグリーンが広がっています。
こちらから、真っ正面に武田山がみえます。
ちょうどここら辺りは、広島市東区戸坂千足というところです。
せんそくではなくて、「せんぞく」と読みます。
銀山城落城のきっかけをつくったと言われています。
今も伝わっています「千足のわらじ」からこの地名が今も残っています。
大内義隆の命により銀山城を毛利元就が攻撃するも難攻不落の山城で落す事が出来ません。
そこで元就は、銀山城の大手側を流れる太田川のこの辺りに千足のわらじに油を染みこませ火を点けて流しました。
あたかも夜襲をかけているかのようにみせかけ、
手薄となった銀山城の搦手から攻め登って安芸武田氏を天文10年(1541年)5月滅亡させました。
安芸大橋の東区側一帯が戸坂千足です。