武田山麓の祇園町を歩いて行きますと、どの道をどう歩いたのか上ったり下りたりすると、
白水観音と矢印で示してありました看板が目に止まりました。
溝を入れても三尺くらいしかない里道に向かって矢印が示されています。
一瞬、この道?間違ってない?私道だったら?通っても大丈夫?
でも、矢印に示されこの人一人くらいしか通れない幅のこの里道しかないのです。
住宅に挟まれた道を進むと、一転空気が変わります。
お堂のすぐ後ろには山林が迫っています。
白水山勝福寺白水観音です。
鐘撞き堂から見下ろす祇園、西原地区です。
すぐ前の家の後ろにあります電信柱のはるか向こうには、西原9丁目にありますドンキホーテ広島祇園店が見えます。
少し霞んでいますけどさらにその向こうに見えます山辺りは、太田川の対岸の東区戸坂、牛田地区です。
この辺り、
毛利元就によって滅ぼされた安芸武田氏、戦禍の中家臣によって脱出した幼名竹若丸(およそ4才)こと安国寺恵瓊さんが逃れた安国寺(不動院)があります。
不動院は実際には、この写真よりもう少し右(南側)でこの中には入ってないですかね。