初めての盆栽、初めての紅葉どんなかなぁって期待ばかりが膨らんで、
各地で紅葉便りが聞こえだした頃から、いよいよ我が家にもと思っていましたら、
紅葉の葉は赤くなるでもなくクルンと茶色く丸まって一枚落ちては、二枚落ちてはと繰り返しです。
とうとう最後の一枚、それでもと毎日目をこらしながら覗いてまして、
私がちょっと鉢を動かしたら、
ハラハラと最後の一枚が落ちてしまいました。
なんて、悲しいことでしょう。
紅葉の葉はそれを知ってか知らずか、いかにも演出したみたいに苔玉の上に落ちてしまいました。
そんな中、
少し気落ちして、枝を覗くと、
最初の頃落葉した枝から新芽が出ています。
新しい生命が芽吹いています。
公園を散歩してても、
すっかり散ってしまった桜の木の枝にも新しい芽が芽吹いています。
今から、どんどん寒くなります。
この小さな芽は、ジィッと春を待つのでしょうね。