鳳源寺内に、神社の鳥居があります。
どうも、私たちは明治時代に発令された「神仏分離令」で、
お寺と神社は元々の姿からバラバラにされたものと思っています。
寺院の中にありますとどこか、ほっとします。
ところが、どうでしょう。
立て札には、
稲荷大明神として、1709年(寛永6年)三次浅野家の御屋敷内に守護神として祭られ、浅野合併後、1873年(明治6年)現在地に勧請されましたとあります。
明治になって、この地に?
とはいえ、
苔むした石段の上におられる稲荷大明神、陽をしっかりと受け秋の紅葉がとても映えます。
難しいことはどうでもよくなるほどに美しいです。