9月になったら、過ごしやすくなると思いきや、
また雨続きです。
先月の大雨で国道261号線の一部では通行止めになっています。
通行止めになっていますので被害の度合いは垣間見ることは不可能ですけど復旧作業最中だと思います。
国道54号線では、豪雨により74名の犠牲者をだした土砂災害から7年、砂防ダムがそれぞれ完成されています。
やぎだお(八木峠のことを言います)を車で越えていますと、砂防ダムのすぐそばを通ります。
砂防ダム建設の際、まずしめ縄に紙垂がぶら下がった真新しい小さな祠が建ちました。
神様が工事の安全と今後何年もの先の山崩れからを守ってくれます。
まだ工事用フェンスは取り除かれていませんけど、私の見る限りではほぼ完成してるようにみえます。
今回の雨で水がダムから勢いよく流れ出ています。
土砂は遮断されていると思います。
もしもダムが作られていなかったらと想像すると恐ろしいです。
国道54号線を北上してこのやぎだおを越えると、太田川の向こうに可部の町を眼下に見下ろしながら降下していきます。
旧道を含めて通行止めになりますとかなり不便です。
出雲へも石見へもこの道から続いています。
雲石街道は、福島正則の時代に整備されたといわれています。
最近では高速道路が出来ていますけどそれでも、400年以上も前から道路の要です。