広島県天然記念物のクロガネモチがあります正伝寺です。
武田氏ゆかりの史跡と言うこともありまして訪ねたのですけど、どうも見落としたところがあるみたいです。
また、後日訪ねてみようと思います。
正伝寺の正面の唐門を潜る前に、石碑があります。
お寺は、浄土真宗金尾山 本願寺派螢光院 正伝寺とありました。
碑に刻まれた言葉は、
「酌流尋本源」です。
寺院に向いておられる親鸞聖人像の塀の外側に建っています。
よく分からず、写真にだけ収めて帰宅して調べましたら、
親鸞聖人のひ孫にあたられる本願寺三代目覚如上人の「報恩講式」で、
「他力真宗の興行は即ち今師の知識より起り、専修正行の繁昌は亦遺弟の念仏より成ず、流を酌んで本源を尋ねるに、偏(ひとえ)に是れ祖師(親鸞聖人)の徳なり、須らく仏号を称して師恩を報ずべし。」
からきてるそうです。
私の家も実家も、浄土真宗です。
この地域でいいます安芸門徒です。広島弁なのでしょうか「あきもんど」と最後「ど」と濁ります。
ですが、浄土真宗のことなにも知らないです。
日本史で習った、他力本願って言葉、勝手に都合よく解釈していました。
少し難しいですけど、じっくり、この言葉を噛みしめてみようと思います。