昨日は一日家にいて、夕方一週間の買い物に行ってきて、車から降りいつものように空を見上げると、
少し西に寄った南の空高く、三日月が出ていました。
思わず、
「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」
と尼子家再興を三日月に祈ったと言われます尼子十勇士の筆頭の山中幸盛(通称山中鹿之介)を思い出してしまいました。
優れた武勇で「山陰の麒麟児」って言われています。
友だちと行ってみたいねって語ってますお城の一つに月山富田城があります。
今思えば、GO TOキャンペーンのとき思い切って行っておけば良かったなんて思います。
でも、どうもその頃も今と同じで県外へ出るのはどうしたものかしらって推し量っていましたね。
幸盛は、宿敵毛利を打つために、尼子家を再興させるために執念ともいえる生涯でした。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」でも描かれています明智軍の丹波攻めでも明智光秀の軍に加わりました(ドラマの中では描かれていません)。
また、吉田鋼太郎さん演じました松永久秀が籠城しました信貴山城の戦いにも参加しています(これも、ドラマでは描かれていません)。
丹波攻めでは苦戦していました明智軍に追随してきました波多野、赤井軍を迎え撃って切り崩し、
信貴山城の戦いでは、片岡城攻めでは一番乗り、信貴山城攻めでは二番乗りと
いずれも功績をあげています。
とても強くて散々毛利軍を苦しめた幸盛の最後はとても悲しくて、
上月城の戦いで毛利軍に降伏して人質となり、毛利輝元が在陣していました備中松山城に連行される途中、河井の渡(現在の岡山県高梁市)で毛利氏家臣に謀殺されます。
なんて無念な死です。
もう一度、三日月見上げますと、
なんだか、ため息が出てきました。