今年一番の寒波が襲来し、広島庄原の高野で積雪131㎝、北広島町八幡で積雪118㎝、大朝で77㎝です。
広島市内も気温上がらず、気温0℃です。
そんな中、寒さを吹っ飛ばせてくれる、そしてコロナも吹っ飛ばせてくれるが如く、
恒例「第20回新春ウルトラ書きぞめ会」が今日(2021年1月9日)基町クレドふれあい広場で催されました。
136畳の絹の布に、
「壽且昌」と書家北谷翠峰さんと女流書家お二人とでことしも勇壮に披露されました。
今年も、北谷翠峰さん墨を含むと40㎏の日本一の熊野筆で力強く披露されました。
新型コロナウィルスの感染拡大をふまえ、例年の「ヨイショ」のかけ声はなく、ソーシャルディスタンスも守られての中での書き初めでした。
「壽且昌」とは、「じゅにしてかつさかんなり」寿命長く、かつ栄えているという意味です。
今年一年そしてその先も、この私たちの国が、いつまでも栄えることを願い、心の中で「ヨイショ」と掛け声を掛けました。
北谷翠峰さん、最後に細い筆に持ち替えられて、
署名の前に、
「粉雪舞う幸せな日に」と言葉を添えられました。
寒くても、粉雪が顔に当たっても、マスクで眼鏡が曇っても、なんだか心晴れやかで幸せな日って気がしました。
全体の文字写そうと、
クレドの上に上がりましたときにはすでに片付けられていましたから、墨の上に和紙を含ませておられました。
文字の説明聞いていたものですから、上に上がるのが少し遅れてしまいました。
それから、
粉雪舞う会場で始まる前のパフォーマンスからずっと、広島熊野のゆるキャラ、「ふでりん」頑張って立ってくれていました。
かわいいです。