三瀧寺の紅葉みに行ってきました。
三瀧山の谷間に位置する三瀧寺は、私達、三瀧の観音さんって親しんでいます。
真言宗高野山派の古刹です。
今回、一年に一度だけ今日、多宝塔の
「木像阿弥陀如来坐像(国・重要文化財)」 一般公開されていました。
「安藝之國 三瀧観音風物詩案内」によりますと、
多宝塔内に安置されているこの仏像は、胎内に仁平4年(1154年)霜月云々との墨書銘のある藤原時代の作である。王朝貴族文化をよく表して、豊満で静けさを湛え、ゆったりとした衣文表現、浅い彫りなど藤原時代の代表的な阿弥陀像である。しかし面相は厳しく、内観の相と言われる眼は、見るものに畏敬の念を起こさせる。
造像は、寄木造りの手法による桧材、漆箔塗りの木像である。
とあります。
心静かに拝観させていただきました。
今回は、主人も誘いました。
御開帳のこと全く知らずに訪ねたものですから、何と運のいいことでしょう。