空鞘神社、そらさやと読みます。
正式名は空鞘稲生神社です。そらさやいなおじんじゃと読みます。
この辺りは空鞘町といってたそうです。
その隣町が鷹匠町です。
いずれも昭和40年4月1日に町名は廃止されました。
昔の名残の名前が消されていくのは何とも忍びないですね。
空鞘稲生神社の御由緒は、
天文年間(1532年頃)に創建され、
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、
宇気母智神(うけもちのかみ)、
和久産巣日神 (わくむすひのかみ)
の三柱を主祭神として奉祀しています。
大小の2社ががあり、
大の社は「空鞘大明神」
小の社は「彦山明神(現在の幸神社)」と唱えたとあります。
「空鞘」の名は、社頭の松の大木に刀の鞘が掛かっていたことからこの名前がついたそうです。
私、想像しますのに、
ある日、空を見上げると松の大木に鞘が掛かっていたら、
不思議に思い、
当時の人たちはこの出来事から、きっとよいお告げだと、そして神様がこの地に鞘をおかれたと思ったんですかね。
今でしたら、誰がこんなところに掛けたんだ。
で、済まされるところですよね。イタズラと思うかもしれないですね。
八百万神宿る日本、よいことの始まりと考える思考もう一度、蘇らさなくてはいけないですね。