広島市寺町から本川の河川敷の遊歩道を歩いて行きますと、
空鞘橋(そらざやばし)があります。
川上から見ました空鞘橋です。
東へ渡りますと城南通りへと繋がって広島駅前、比治山通り、段原を経て国道2号線、さらに進み宇品で広島南道路へと繋がっています。
また、西へ進みますと天満川、太田川放水路を経て西風トンネルへと繋がっています。
橋を渡る前に石版がありました。
空鞘橋は、空鞘神社から名付けられています。
江戸時代には、空鞘神社から対岸(小姓町、現在の基町)の武家屋敷を結ぶ渡場があり、付近の人々にも、利便を供じ大正年間まで存続していました。
空鞘橋は、市内中心部に通ずる幹線架橋で、1970年7月15日に完成しました。
橋長125メートル、幅員18メートルです。
ずっと、昔から架かっていた橋かと思っていました。
いつもは、バスや車に乗って渡ります。
歩いて渡ったのは初めてです。
以前は、中央公園があり、広島県立体育館がとても目立っていましたが、
今や建設中のサッカースタジアムに圧倒されます。
橋の中央まで渡り、本川の川上を見ますと、
寺町の本願寺広島別院が見えます。
その向こうの山は、三滝山(宗箇山)です。