昨日のことなのですが、いきなりのサプライズ。
本藍手染めの「日本の藍マスク」をいただきました。
天然灰汁醗酵建藍染手作りマスクです。
(表です。綿100%生地です。)
(裏です。藍雅・静菌タオルハンカチが使われています。)
「本藍染雅織工房」さんのマスクで1点1点手作りされていています。
こんな貴重な物使うのももったいないですけど、使わないのももったいないです。
「勝色」といって、私たまらなく好きな色です。
よく知っておられて、選んでもらったのがすごく伝わります。
藍染めはおよそ1500年前に日本に伝わってきました。
鎌倉時代には武士の鎧の下に消炎や解毒、止血と結びつくことと験担ぎもあり「勝色」の藍を身につける習慣が定着していったそうです。
江戸時代になりますと庶民の間で主流となった木綿に最も染められました。
今でも、日本手ぬぐいとか浴衣で触れることができます。
明治に入ってインディゴの輸入で天然の藍染が途絶えそうになったそうです。
当時の染め師の方々が必死の思いで守ってくださったお陰で今日があります。
「ジャパンブルー」という言葉は、明治の時代に訪れた外国の人たちがそう呼んだことからだそうです。
何も最近の言葉ではなかったです。
一言「青色」と言っても、日本には伝統的な色が細かくあり、その中の一つ「紺碧」があります。
今朝のNHKの朝ドラ「エール」で窪田正孝さん演じます裕一に三浦貴大さん演じます早稲田大学応援部団長が応援歌を作ってほしいと押しかけてました。
早稲田大学応援歌「紺碧の空」
で、紺碧の空で始まります。
「紺碧」とは真夏の日差しの強い青空のように深く濃い青のことです。
「紺碧の空」と聞いただけで斗志がわいてきますよね。
他によく耳にします高校野球の「紫紺の優勝旗」の
「紫紺」は、紺色がかった深めの紫色です。
他にも、「浅黄色」とか「群青色」とか
「青」の一言では言い表せませんね。
外国の人からまさに「ジャパンブルー」と言わしめた所以ですね。