東京の長男にこちらの食べ物送ろうと思いまして、4~5日前から少しずつ段ボールに詰めていまして、
昨日、音戸のいりこ、ちりめんを本通りの直営店まで買いに行ってきたばかりです。
他に何かとか吟味してましたら、東京都小池知事の「感染爆発の重大局面!」という緊急発表がありました。
そんな~!大変!急いでとにかく送ってやろうと思ってます。
その前に少し紹介させてもらいますね。
「いりこ」です。とてもきれいないりこです。
「いりこ」は、関東の方では「煮干し」って言いますよね。
何が違うのだろうか?
ちょっと調べてみました。結論から言いますと同じで言い方が違うだけでした。
料理の隠し味出汁として味噌汁には欠かせませんね。
煮物では、いりこ出汁にとっても捨てずにそのまま一緒に煮て丸ごと食べます。
広島のいりこは「安芸いりこ」っていいます。
かつては、広島市沿岸でもいりこが干されていました。
「かえり」です。
いりこより一回り小ぶりで、親魚になる手前で、
鰯の子しらすから口やお腹が銀色に変態してきて、鰯の姿にかえるということで、「かえり」と言います。
「かえり」を油(できれば胡麻油がおいしいです)で、
けらして(広島弁です。炒めてって意味です)大根菜とか水菜とかと煮たらおいしいです。
油揚げとか厚揚げとか丸天とかどれでもいずれか入るとさらにおいしいですよ。
「ちりめん」です。「音戸ちりめん」と言えば広島の特産になってますね。
釜茹でした鰯の子をしっかり干したちりめんは、丸ごと食べれて、冷や奴にかけても、大根おろしにかけても、なますに入れても、ちらし寿司に入れても、醤油を少しかけてご飯にのせてもとにかくおいしいです。
そうそう、つまみ食いにも
以前にも紹介しましたけど、広島では生の小イワシも食します。
刺身、天ぷら、炊き込みご飯の具材、塩かけて焼いてもおいしいです。
よく、煮ても焼いてもおいしいとか言いますが、
広島では、煮ても焼いても生でも揚げても干してもおいしいです。