広島市から車で、
クレアラインで呉まで走り、広を抜けて、野呂山へと登ります。
標高839mの野呂山です。
弘法大師ゆかりの野呂山弘法寺には、
参道で狭い道ですけど車で登ってこれます。
「西之 高野山」「野呂山 弘法寺」
ここで、標高755mです。
地上と違い、なんて言いましょうか?
空気が違うと言いましょうか、とても重苦しいのではなく、それどころか心穏やかで爽やかです。
とにかく優しいんです。
参道を歩きますと、お地蔵さまが道案内してくださっているみたいに、そして私たちを歓迎してくださっています。
野呂山は、
御大師様が、19歳と49歳と二度にわたって岩屋で修業されたところです。
大きな岩に守られているかのように、お堂が建てられています。
岩屋と言いますと、薄暗くて腰をかがめて手探りでなんて想像しましたけど、
とても、明るく軽やかにお堂までこれます。
お堂に近づきますと、とても楽しそうなご婦人の笑い声が聞こえてきます。
御大師様は、とてもお優しい方だったんでしょうね。
そして、いよいよ岩屋へ、