広島県の木「もみじ」です。
紅葉したもみじはとても美しく華やかです。
若葉のもみじ、紅葉したもみじを和食の盛り付けに添えると料理がより一層おいしく感じます。
とりわけ、
この時期の夏のもみじは、涼を呼びます。
歩いていますところで出会いますと、
そうめんに、冷や奴に添えられた新緑のもみじが連想され、
聞こえていないはずなのに、氷の音がカランコロンと聞こえきた気がします。
汗ばんで身体が火照ってきていますところに涼を呼んでくれます。
日本で最もよく見られるもみじはイロハモミジです。
葉の裂片を「いろはにほへと」と数えたのが由来だそうです。
いいですね。
1,2,3,ではなくていろはにほへとです。
すっとした上品な手の平みたいです。
ちなみに、
広島の銘菓「もみじまんじゅう」は、むくっとしてかわいらしく赤ちゃんの手の平みたいですね。