広島歴史探索の後は、お好み焼き「そば肉玉」じゃね

面白かったこと楽しかったこと感動したこと疑問に思ったこと書いていきたいと思ってます。時々、広島弁出ますけど

旧亀山発電所、取り壊される前にもう一度行ってきました。

広島市は、7つの川からなる(実際には今は、山手川を拡張して福島川を更地にして太田川放水路ができて6本の川です)デルタの町です。

黄金山とか登りますと、きれいなデルタの町が一望できます。

7つの川の主流となっています太田川を上っていき、

デルタの頂点からさらに安佐南区に入り、

車では国道54号線を走りますと八木バイパスを越え太田川橋手前西詰め(太田川橋をわたりますと安佐北区可部の町になります)を左折しまして太田川上流へと平行して走ります。

対岸にやがて旧亀山発電所が見えてきます。

大きく蛇行した太田川に中国山地の山が被さってくるかの如く迫ってきます。

太田川またがっています橋を渡り、左に行きますと飯室、加計へ、右に行きますと可部とあります。

右へ戻るように走りますと、

旧亀山発電所があります。

現在は太田川漁業協同組合の建物だと思います。

とても懐かしいです。

この度、道路拡張のため取り壊されるそうです。

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旧亀山発電所は、電力需要の増大に伴って明治43年に亀山発電所の工事に着手し明治45年より送電を開始しました。

太田川本流での最初の水力発電所です。

道は狭くても可部からぬけるのに便利でよく走る道です。

最近では久しぶりで、取り壊される前にもう一度見ておきたいと思い行ってきました。

緑豊かな山間に突然現れる総赤煉瓦造りの建物は今でこそレトロですけど、当時は最新のしゃれた物だったでしょうね。

発展を続け、可部の町を国道が走りバイパスが走り時代に取り残されたかのようにひっそりと佇んでいましたこの建物も、車社会の波にのまれていくんですね。

仕方のないことなのですね。