散歩していますと、この時期アヤメが咲いています。
アヤメと菖蒲とカキツバタの違いと聞かれますと、
アヤメは水の中や水辺ではないところで咲いてるよって答えます。
乾いた土に咲きます。
そしてアヤメは花びらの付け根が線香花火みたいになっています。
散歩していますと何気に咲いています。
花びらの付け根が黄色でしたら菖蒲です。
白い筋が入っていましたらカキツバタです。
カキツバタは池や沼地で、
菖蒲は水辺で見かけます。
有名な庭園の菖蒲園に行きますと必ず水辺に咲いて池とのコントラストがとても美しいです。
カキツバタや菖蒲は池坊生け花で習ったことあります。
若い頃、お稽古で生花一種生け習ったのですけどもう何年も生けていないので、
葉組すっかり忘れています。
水盤の花器に生けられたカキツバタは、水盤に張った水に映えとても淑やかです。
菖蒲は、真っ直ぐにとても凜々しいです。
そうそう、アヤメや菖蒲やカキツバタは2回咲きます。
花が終わりましたと思っても、もう一つ蕾があり咲きます。
お正月の盛り花によく使われますよく似たアイリスは1度しか咲かないです。