昨年から箪笥に眠っています昔の着物を少しずつ解いて整理しています。
何かにリメイクしてと思っていますけど、今はとりあえず解いています。
私の若い頃のと母の道行きコートから始まって、男物の着物と進み、母の普段着のウールの着物は、縫い目がすり減っているものもあります。
その中で、今解いています母の普段着の着物は、
ミシンで縫っていますのでしかも空いた時間に解いているのもですから、随分時間がかかります。
そして、さらに面白いと思ったのが、反物で作られた着物ではなくて、
ダブル幅の布で作られています。
解いていくと、
おくみ、右前身頃、右後ろ身頃、左後ろ身頃、左前身頃、おくみが繋がってタックを入れて着物仕立てとなっています。
今、途中なのですけど、全部解いていったらなるほどって思えるくらいよく出来てるでしょうね。
当時、ダブル幅の布で作る着物が流行ったのでしょうかね。
衿の部分の布の耳には、「のむら毛おり」「毛もんおり」と書いてあります。
「毛もんおり」とは、布が、文様が織り出してあります。
素材は毛の紋様織りということですね。
「のむら毛おり」織られた会社の名前でしょうね。
これだけではよくわからないです。