広島市中区中町に鎮座されています白神社(しらかみしゃ)をしっかり護っていますクスノキです。
手を当ててみますととても暖かいです。
このクスノキは、被爆樹木です。
爆心地でわずか490mで被爆しました。
焼け残った根元から新芽が生え、成長したそうです。
凄まじい威力で広島市を焼きつくした原子爆弾、
人も建物も木々も全てを焼きつくしました。
扇状に広がっています広島市のほぼ真ん中に落された原爆からわずか490mのこの地で、広島城から真っ直ぐ南に城下町を護っています白神さんで、被爆して傷ついて裂けたではなくて身を挺してすべてを失ったクスノキなんですね。
その下から新芽が出てきました。
初めて新芽を見た時の勧喜はどんなだったでしょうね。
たった70数年でこんなに大きく育ちました。