広島市佐伯区五日市の海老山公園を歩きますと、とてもきれいに整備されていて桜の樹がたくさんあり桜の季節はとても賑わうことでしょうね。
歩いていますと、とてもユニークなオブジェに出会いました。
五日市と言えば、あまんじゃく伝説です。
これは、「あまんじゃくとたんこぶ」だそうです。
石碑を読みますと、思わずほっこりと微笑んでしまいます。
“あまんじゃくとたんこぶ”
右といえば左 上といえば下
山といえば海 あっちといえばこっち
へそまがり つむじまがり
あまんじゃく
だだっ子 いたずらっ子
あまんじゃく
ごんべえさんの息子も
しんべえさんの息子も
となりの太郎さんも
むかいの次郎さんも
みんな あまんじゃく
あまんじゃくは あなたや私や
きみやぼくの腹の中に住んでいる
ときどき外へ出ていたずらをする
だからげんこつがとんでくる
だからだから たんこぶができる
するとあまんじゃく小さくなって
また腹の中へひっこむのだ
(海老山公園石碑より)
この碑は、五日市に伝わります「つくね島とあまんじゃく」の民話をもとに作られたものだそうです。