広島市南区元宇品にあります観音寺です。
観音寺には、元宇品に入りますとすぐに道が分かれ、左に行きますと広島プリンスホテルに着きたどり着けません。
右に真っ直ぐ進み、元宇品小学校正門前からすぐです。
元宇品の右側真っ直ぐ進みますととても懐かしいです。
昔は、プールがあって水族館がありました。
水族館は地下のトンネルになって海に泳いでいる魚を見ることができました。
そして、像もいました。
私の子供の頃は、海水浴ができたとおぼろげに覚えています。
中学生の頃には、たしか遊泳禁止になっていたと思います(もっと前かな?)
観音寺は、駐車場から一段下がったところにあります。
樹齢400年の広島椿があります。
駐車場からお寺に向かいますと、
金輪島が目の前に入ってきます。
石段を下りますと、
なんと大きな広島椿です。
1本の木から違う種類の花を咲かせます。
広島椿は、
浅野家初代広島藩主浅野長晟(あさのながあきら)公が1619年紀州から広島城に入城されました。
妻の振姫(徳川家康の三女)が丹精こめられて育てておられた椿を紀州より持ってきて、
この地に植えたと伝えられています。
お寺から見えます黄金山です。
黄金山の右下には広島南道路(広島高速3号線)の宇品大橋も見えます。
宇品大橋は、こちらからみますとアーチ橋に見えますけど、桁橋です。
400年前は、今の広島市とは違いこの辺りは回りは海でした。
今よりもっと広島湾が広がって景観をふさぐ建物はなくて穏やかな瀬戸内の海だったでしょうね。
どこか、振姫は紀州が懐かしかったのでしょうかね。
広島の町は江戸時代から徐々に埋め立てられ元宇品も黄金山(仁保島)も陸続きとなっていきました。