広島城に設置してありました江戸期の広島城城郭内全域図と広島城本丸・二の丸図です。
昭和52年に銅板で作成されたもので、西暦でいいますと1977年で今から40数年前のものです。
そのせいか薄くなってとても見づらいです。
でも、とても興味深いので撤去はしないでくださいね。
広島城城郭内全域図を見ますと、広島在住の人では大体どの辺りまでが城郭内だったかは分かると思いますけど、これだけではなかなかわかりにくいですね。
東側に京口門 とありますが、今でも京口門公園として残っています。
南側の立町門の辺りに、東急ハンズ広島があります。
さらに、櫓下門辺りには広島商工会議所がありその隣に旧広島市民球場跡です。
そごう、広島バスセンターがその隣です。
つまり、何れも城郭内に建っています。
西側は本川が流れそのままお堀として機能しています。
掲示板に書かれています広島城の概略では、
南北 1,021m(9丁24間)
東西 945m(8丁42間)
面積 891,000㎡(270,000坪)
櫓の総数 91
天守 大小 3
櫓門 12
二重櫓 33
平櫓 30
長屋櫓 4
走り櫓 6
天守入口櫓 1
小櫓 2
冠木門 11
総狭間数 1,704個
鉄砲狭間 1,444個
弓狭間 260個
なんと壮大でしょう。
広島城本丸・二の丸図では、
江戸時代後期のものです。
こちらは、今私たちが広島城といっている所です。
天守閣に小天守があり、大本営がしかれていたあたりは、奥座敷が庭が広間が勘定所が台所等があります。
時代劇でみるような屋敷を想像します。
広島城の二の丸は他のお城と違ってとても小さく、馬屋、番所があります。
二の丸は浮島となっていて外から見ますととても美しいです。
(2020年1月11日に写したものです)
(こちらは、先月ベンチに腰掛けて写したものです)