新型コロナウィルスの感染拡大に伴う、県境をまたいだ移動の自粛が令和2年6月19日(金)解除されました。
やっとです。
少し出てみようかしらって、思えるようになりました。
広島市内西区にあります「三瀧の観音さん」に行ってきました。
JR可部線の三滝駅で下車しまして、20分くらい登りましたら三瀧寺参道に着きます。
境内は、三滝山の尾根からいくつもの湧き出るせせらぎの水音と深い緑の谷間にありまして、癒やされ暫し雑踏の中の日々を忘れさせてくれます。
今回は若い頃、夏の茶会がありましてそれ以来です。
お茶会でしたので、三つの滝を見てなかったので今回どうしても拝ませてもらいたくて行ってきました。
登ってましたら、
向かって左より、弘法大師、日蓮聖人、間をおきまして(その間の先に滝があります。)道元禅師、親鸞聖人の像があります。
その先に、
三之瀧「駒ヶ瀧」。
さらに、登りますと梵鐘があります。
ここまで、JR可部線の三滝駅よりゆっくり歩いて40分くらいです。
二之瀧 「梵音之瀧」と「補陀洛庭」です。
さらに登りますといよいよ三瀧寺があり、三瀧寺より登りまして、
一之瀧「幽明之瀧」です。
ここまできますと、滝の勢いも強く、霧のしぶきが頬にあたり木々の緑と全身森林浴を浴びて心和みます。
原爆が投下された昭和20年8月6日、爆心地から2.5~3.5キロ離れた三滝山は谷間にあり被災を免れました。多くの被災者の方々が非難されてきましたが、
麓にあります現在の太田川放水路、当時山手川には力尽きて多くの被災者の方の遺体が浮かんだそうです。
( JR三滝駅から臨む太田川放水路です)
三瀧の瀧の水は、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式において行われる「献水」が市内17カ所から採取されます一つでもあります。