今からの季節、素麺、冷や麦、冷やしうどんがあっさりと食べたくなります。
素麺と冷や麦とうどんの違いなんでしょう?
見た目では、素麺は細くて、冷や麦は素麺より少し太くて、うどんは冷や麦より太い、
って感じですかね。
ゆがきかたは、冷や麦が一番簡単な様な気がします。
素麺はお湯に投入しましたら、一回吹きこぼれそうになりますと私は「びっくり水」って言ってますが、水をいれてさらにゆがきます。
少し注意して見ておかないと柔らかくなりすぎたりしておいしくなくなります。
うどんの乾麺は、種類によって違いますが、袋に書いてあります通りにしますとたいてい失敗しません。それでも10分以上はかかります。その後少し蒸らしたりもします。
冷や麦はどうでしょう。
沸騰した鍋に投入するとこまでは一緒ですけど、5分から8分吹きこぼれないようにゆがきましたら出来上がりです。ざるに移して水で洗いお皿に盛り付けたら完成です。
それよりなんと言っても、冷や麦には他にない特徴があります。
ピンクと緑の色つきの麺が入ってます。
これが、一束の中に数本しか入ってなくて、それがなんとかわいらしくて涼をさそい
子供のころは、競って色つきをとって食べていました。
味はなんら変わらないんですけどね。
では何故?冷や麦にだけ色つきの麺が入っているんでしょうかね。
どうやら、販売の時素麺と間違えて売らないようにって目印に入れたという説もあるそうです。
それにしても、数本入れる手間を考えると丁寧さを感じられてよりおいしく味わえますね。
では、この三種類の乾麺、私はどれが好きか?って聞かれると、
どれも好きなんですよね。欲張りですね。
ちなみに、亡くなった父は冷や麦が好きでした。
乾麺によくみます「手延べ」ってのがあります。
テレビとかで瀬戸内海の小豆島とかで天日で職人さんが麺と麺の間に箸を入れておられる様子を見ますよね。
機械ではできない細やかな作業なんだろうなって思っていつも見ています。
「手延べ」の作業はそこだけではなくて、熟練した職人さんがその日の天候に合わせて小麦・塩・水を加減して練るところから始まり丁寧に作り上げるそうです。
夏の風物詩にもなっています、素麺、冷や麦、冷やしうどん、
今からどんどんおいしく頂きますね。
麺の食文化の歴史をみれば素麺に至るそうです。
およそ1200年くらい前の大和の国の三輪で生まれた手延べ素麺に至るそうです。
奈良の三輪から播州、小豆島、島原へと伝わっていったそうです。
おいしいってばかり言ってないでいつか、奈良の三輪明神尋ねていかないといけませんね。
奈良の三輪素麺、兵庫の揖保乃糸、香川の小豆島素麺、長崎の島原素麺どれもおいしいですよね。
それに加えて徳島の半田素麺、愛媛の五色素麺、いつもどれを買おうか悩んでます。
他に 宮城の白石温麺、富山の大門素麺というのもあるそうです。
こちらではこの二つはなかなか見かけないです何か折に見つけましたら是非食べてみたいです。
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