広島城のもう一つの見所に二の丸があります。
原爆投下で崩壊するまでは、中世に建てられたまま現存として残ってました。
それを現在は復元されています。
広島城を訪ねていくとき、表玄関を潜る前に橋を渡り、本丸に入る前にもう一度堀を渡ります。
今回は表御門は潜らずお堀の外から見てみようと思います。
現在、広島城お堀を囲んでランニングコースになってますこの辺りが、当時は三の丸だと思います。
他のお城にみられる二の丸と違い、広島城の二の丸は馬だしとして小さく、内堀の中に浮島となってます。
少し足を運びますと浮島というのが分かりますね。
元来、本丸を守るために二の丸、三の丸が防御としてあるのに、あえて浮島にしてます。
もうすこし進みますと天守閣が見えてきます。
観光客の方はこちらにはほとんど回ってこられないですね。
毛利輝元が秀吉の建てた大阪城をみて、郡山城の山城から平城を建てたいと思い、デルタ地帯で軟弱な地盤のこの地に島普請と言われるくらいの難工事の上、建てました。
二の丸は秀吉が京都に建てた聚楽第を模してあえて浮島にしてます。
ですからとても美しいお城になってます。
輝元は畿内に引けをとらないお城を建てたかったのでしょうね。
中堀は埋め立てられて城南通りになってるんですかね。八丁堀辺りが外堀で、
88基の櫓があり大規模なお城でした。