広島東照宮参拝すませましたら、奥へ進みますと
金光稲荷神社があります。
奥宮まで行ってみようと思います。
御遺訓参道、東照公遺訓
「人の一生は重荷を負いて、遠き道をゆくが如し、急ぐべからず」
ゆっくり行きましょう。
5分ばかり登りますと
東照宮遺訓
「不自由を常と思えば不足なし、心に望おこらば、困窮したる時を思い出すべし」
そうですね。
文句ばっかり言っても何も解決しないですね。
さらに3分くらい登りました。少し息が上がり始めましたかね。
東照宮遺訓
「勝事ばかり知りて、まくる事をしらざれば、害其の身にいたる」
はい、
私にはまだまだ雑念がありました。
登り初めて15分はたってますかね。かなりペースダウンです。
東照宮遺訓
「堪忍は無事長久の基、いかりは敵とおもへ」
はぁ!はぁ!
もう一踏ん張り。
参道しんどいと思うのではなくて、
息は上がっても、広島駅近辺の市内ど真ん中でこんな身近に、森林の優しい空気を全身に浴びれるなんて贅沢の極みです。
そんな風に自然に思えてきます。
後もう少しです。
東照宮遺訓
「己を責めて人をせむるな、及ばざるは、過ぎたるよりまされり」
よく頑張ったって思ってると、この遺訓です。骨に染みいりました。
ぱぁーっと、視界広がりました。
なんと!絶景が臨めました。
うれしくなりました。
正面に宇品港で、安芸の小富士「似島(にのしま)」臨めます。
奥宮から、たまたま似島臨めたのでしょうか?
ではなく、あえてここに金光稲荷神社奥宮いらっしゃるのでしょうか?
巨岩に守られてました「お狐さん」安芸の小富士「似島」に対面してました。
稲荷神社の祠は、お狐さんと安芸の小富士に対して対角に西を背に東を向いておられます。
それが何を意味するのかよく分からないんですけど、
稲荷信仰と富士信仰。
偶然ですかね?