広島東照宮です。
城下町広島の総鎮守
御祭神 東照大権現(徳川家康)
です。
頂いたパンフレットによりますと
徳川幕府3代将軍家光は、初代家康公を祀るため、全国有力諸大名の領地に東照宮建立を勧めたそうです。
浅野2代藩主光晟の生母振姫(ふりひめ)は家康の3女で、また光晟の正室満姫(まんひめ)は家光の養女であったため東照宮造営を念願したそうです。
家康公33回忌にあたる慶安元年(1648年)に完成し遷宮式が行われたそうです。
石段の上にあります唐門、鳥居から見ましてもなかなか荘厳ですが、近づいてみますと真下から見上げますのでそれはそれは威風堂々とされていて、石段上るのも覚悟のようなものを感じました。
歴代広島藩主は参勤交代の折、必ず広島東照宮にお参りされたと聞いております。
参勤交代の御列が広島東照宮前を通る様を想像するととても美しいかったでしょうね。
上り詰めまして唐門からの眺めです。
当時はビルはなく、どの辺りまで見えましたかね?
おそらく海は望めたでしょうね。幕府に対しての忠誠を誓う意味からして渾身をこめて創建したのがよくわかります。
しかも、日光東照宮より随分控えめに
唐門くぐりますと唐門の屋根のところには鳳凰が彫刻されていました。
本殿、少しアップ過ぎて全体よくわからないですね。
浅野の鷹の羽の紋ではなく、徳川の葵の紋ですね(それはそうですね)。