旧呉鎮守府司令長官官舎の中、見学できます。
正面玄関からではなく、内玄関から入ります。内玄関といえ我が家の玄関より広いです。
靴を脱ぎスリッパに履き替えて入ります。
応接所です。家具とカーテン、壁紙、絨毯の統一感に天井まである窓からの室外の自然光を採り入れてて
ふわぁ~!すごいですね。
正面玄関ドア、中から写しました。
玄関ドアのすりガラスには、錨と桜の模様が入ってまさに海軍さんですね。
両側と上部(玄関ドアに気とられて写ってないですね)のステンドグラスはイギリス製だといわれてるそうです。
客室です。
応接所で驚いてましたら、客室はそんなどころではないです。
華やかでそれでいて落ち着き払って、出窓からの採光と暖色の照明とで金唐紙をより一層引き立ててます。
ソファーと絨毯は全く出しゃばらず、でも存在感だけはちゃんと主張してますね。
客室、ここは日本なの?って思いました。
まるでホテルのロビーみたいですね。
お屋敷の洋館部の壁紙は金唐紙(きんからかみ)を使用してます。日本国内でも数カ所しか存在しないそうです。
実際の壁紙は触ってはいけないので、これで体感できます。
お部屋一面に貼ってありましたこの壁紙「金唐紙」重厚ですがその中に暖かみを感じられ、とっても豊かな感情に包まれる感じでした。
あまりに素敵でしたので、郷土館にありました栞を買いました。
これが、壁一面に貼ってありました。
買ったのはこの二種類ですが、
広間・玄関・廊下の腰壁の「縦縞花柄文様」
応接所の壁の「流水文様と菊花文様」
客室の壁の「草花と昆虫」
食堂の壁の「入船の森」と天井の「花模様」
の5種類です。
しおりの裏面に金唐紙の説明が書いてありました。
復原された版木棒です。
これ見ただけでも、日本の工芸すごいですね。
この版木棒から一枚の壁紙ができるんですから